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2017年6月19日 (月)

うらきゅん(38)

大輪の薔薇だけがお花ではありません

小さくて目立たない野の花も、可憐なお花です

どんな生き方をするかは、その人それぞれでしょうが、

お花を咲かせましょう

スマップさんのお歌の通り

どのお花もどのひとひらも

世界にひとつしかありません

私のようなおばちゃんもです

 

 

うらきゅん(38)

書籍「黄砂の籠城」松岡圭祐作

松岡氏の小説は、いつだっかた「万能鑑定士Q」をご紹介したことがありますよね

アクセス先:よしなしごと(40)「万能鑑定士Q」

http://manamana1.cocolog-nifty.com/blog2t15futatuki/2013/04/40-6c1b.html

「催眠」「千里眼」の各シリーズを始め「特等添乗員αの難事件」「探偵の探偵」「探偵の鑑定」「水鏡推理」と多作でもあり、映画化、ドラマ化と知らない人のいないような作家であり作品群でもあると思います。

でも、表題のこの作品これまでのものとは全く異なります。歴史小説でもあり骨太な作品でもあり。。。初めて見た時は、陳舜臣さんか北方謙三さんかというような表紙で、作者を見てえっ?となりました。

ともかく、松岡氏の作品なので買ってみて、今までと異なる作風にびっくり。たまに、今までにない表現や言い回しに戸惑ったりもしたけど、ともかく面白かった

日本と言う国が欧米列強と肩を並べるとみるか、アジアの雄とみるか、それともただひたすらに生きた人々を描いたとみるか、、、できれば人としてどうあるべきかを考えるよすがにしたいなと思いつつ。。。

今、改憲のことが色々言われている。日本国を守るのに自衛隊は必要だと思うし、守ってくれている自衛官達の生命を守るのに法的な根拠が必要なのも、理屈としては分かっている。でもね、歴史的にみて憲法やら法律やらは、解釈によっていかようにも利用されてきましたよ。その不安をきちんと取り除いてくれないと、おかぁちゃん的には賛成と中々言えないですよ。

おかぁちゃんとしての立場で物言うと、いかようにも解釈された挙句はどう?いかがな状況においても、人を殺さねば生き残れないような、人を殺すことが正義となるような、そんな世の中にもう一度してはならないと思うのです。世界情勢を鑑みるにそうはいっていられないんでしょうか?世の息子をもつおかぁちゃんはみんなそう思ってるんじゃなかろうか?誰にどう感傷的と言われようとも。。。

あ、話が逸れましたは、書籍は、帯にあるような評価はともかくも、歴史に埋もれていた事実にスポットライトが当たって、素晴らしい人物についてご紹介してもらった感じです。多分知っておくべきだと思う。

せひご一読を~

 

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